今回ネックレスの修理のご依頼を頂きましてお客様が修理の仕上がりについて気になる所だと思いましてブログネタとしてアップします。
今回ご紹介します2本のチェーンはどちらも太さ1ミリ程度の形状の違うチェーンです。
同じくらいの太さのチェーンでも形状が違いますと修理結果も結構変わってきます。
少しでも分かり易いようにメジャーとチェーンを一緒に撮影しました。
あと直した箇所も分かり易いように針先で修理箇所を指しております。
その針は太さはだいたい0.5ミリのシャープペンシルの芯と同じ位と想像して頂けますと分かり易いかと思います。
まずはオーソドックスな形状の「あずき」と言われるタイプのネックレスをご紹介します。
画像右が修理後のチェーンです。
コマが小さいので組み立てと溶接の際に少し傷がついておりますが見た目はほぼ元通りです。
もう少し太さのあるチェーンならこの傷も取ってさらに綺麗に出来るのですが今回はここまでです。
ただ、肉眼で修理箇所を見つけるのはかなり大変だと思いますので
実際にこの出来で気にされた方は今のところ誰もいないです。
次はチェーンのコマが複雑に絡み合った「スクリュー」タイプのチェーンです。
このような複雑に絡み合ったチェーン等の場合は直接その場所を溶接するので画像のように溶接した痕が出来ます。
また先に紹介した「あずき」のチェーンでも細い物だとこのような修理になる場合がございます。
これに関しましては肉眼でもわりと普通にに確認出来る場合が多いので気にされる方は買い替えも検討されます。
こんな感じで同じチェーンの修理でもこれだけの差があります。
ご参考までにブログに掲載させて頂きました。
時に修理の出来は「気になる」「気にならない」と言う感覚的な物になります。
少しでも分かりやす様に事例を集めております。
ご来店の際には修理事例を参考に修理のご相談を受けさせていただけます。
まだまだ情報不足ですがウェブからもご覧頂けます。
『アクセサリーの修理事例のページ』
カラベラでは持ち込みのアクセサリーの修理や加工は万が一の保証がない事をご理解頂きました上でお受けしております。
修理のご依頼、ご相談はお電話ではお答え出来ない事が多いです。
画像付きのメールもしくは品物を持参の上で気軽にご来店下さい。