ガルニ カラビナバネ交換 修理
ガルニというブランドのカラビナの修理をさせていただきました。
内部のバネが折れてしまい新しいものと交換する修理内容です。
分解後、一度組み直すため修理前と形状が変わってしまいます。
元々、メーカー側も分解する事を前提とした構造にはしていないです。大体、バネが緩み使えなくパターンが多いです。
こういったオリジナルの金具を修理する場合、パーツを破壊する必要があります。
なるべく雰囲気を壊さないようにパーツを分解して再利用しておりますが、部品が使えない場合は全く別のパーツを取り付けざるを得ない場合もございます。
今回、またバネが弱くなってしまった場合を考え、バネ交換がしやすいように修理させていただきました。
金具のバネを交換する場合、既製品のバネを使うと思われがちですが、バネの既製品はほとんどございません。その金具に合わせた特注品となります。
ですから修理依頼ごとに、その都度バネを特注で制作する必要があるため修理代金も高価になります。